校長挨拶

 

 宮城県東松島高等学校のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。


 本校の所在地、宮城県東松島市は、日本三景の1つである松島(宮城県宮城郡松島町)の、文字どおり東側に位置しています。市内の「奥松島」は、松島湾を一望できる「大高森」や海の荒々しい岩々が美しい「嵯峨渓」(「日本三大渓」の1つとも言われています)を有する景勝地であり、特に晴れた日の絶景は見る者の心を癒してくれます。市内の「大曲浜」では、5 月5日に「青い鯉のぼりまつり」が行われています。これは東日本大震災をきっかけに始められた「青い鯉のぼりプロジェクト」を 100 年先まで続けていこうと開催されているもので、 震災で亡くなった子どもたちへの追悼、鎮魂の思い、未来への希望、復興の思いが、地域の文化として根づきつつあると感じられるまつりです。
 このような東松島市に立地する本校は、生徒、保護者、職員が親しみを込めて「ひがまつ」の愛称で呼んでいます。
 「ひがまつ」では、「人に優しい人づくり」を目指しています。これは初代校長が開校式で「人と人とが互いに良識をもって接し、落ち着いた明るい社会をつくることに貢献すること、これが本校における教育活動の大きな役割であると自負している」と述べた理念が、生徒、教職員の間で脈々と受け継がれてきたことによります。開校 21 年目となった昨年(令和 7 年)度、創立 20 周年記念式典が挙行されましたが、第 10 代校長が式辞の中で、「人に優しい人づくり」の理念を胸に未来へ進むことを改めて誓い、ご自身も離任することとなる令和 8 年 3 月の離任式で、「『人に優しい人づくり』をアップグレードし、『すべてに優しい人づくり』を目指してはどうか。」と生徒、教職員に投げかけをなされました。
 そこで、生徒、教職員、保護者の皆様が大切にしてきた「ひがまつ」の理念と「ひがまつ」への思いをつなぐべく、令和 8 年度の学校経営方針を「人に優しい人づくり、すべてに優しい人づくり」といたしました。自己、他者、地域に優しい生徒を育てるとともに、生徒一人ひとりが興味・関心や個性を生かし、社会貢献できる人材の育成を目指します。
 地域とともに歩む学校づくりを進めてまいりますので、今後とも皆様のご支援とご協力を賜りたく、お願い申し上げます。

              

                                                                                     宮城県東松島高等学校 第 11 代校長 上園 知明