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考古学発掘調査パネル、展示替え

今日から7月です。いいタイミングです。地理歴史科講義教室前のパネルを変えましょう。

今回のテーマはふたつ。

古墳時代のつづきとして「県内の横穴墓群」、もうひとつは「東松島市の遺跡関連」です。

この地域には、律令国家と蝦夷に関連する遺跡がたくさん眠っています。奈良時代の役所跡と考えられている赤井遺跡や、そこで働いていた人たちとの関連が疑われる矢本横穴墓群(滝山公園の東側斜面からたくさんお墓が見つかりました)の発掘からは、律令国家と東北地方に住んでいた蝦夷の対立と共存や遺跡から出土する土器の形など関東地方との深い関わり、牡鹿郡から中央にはばたいた道嶋一族とのつながりなど、研究するとおもしろそうな歴史のナゾがたくさん浮かび上がってきました。

そうそう。本校では、「歴史研究」という学校設定科目を用意し、歴史大好きな君をお待ちしていますよ!

県内の横穴墓群

市内の遺跡